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受験・テスト対策2026年5月6日 公開

実力テストの前夜に、保護者の方へ

明日は、第1回実力テスト。延岡市内のほぼすべての中学3年生が、ほぼ同じ時刻に、5教科の問題用紙を前にしています。

いつもより少し早く机に向かっている家もあれば、いつも通りスマホを眺めて、いつも通り眠ろうとしている家もあるでしょう。それぞれの夜の風景があります。

この記事は、短く書きます。

明日に控えた保護者の方が、長い文章を読みたい気分ではないかもしれない、と思うからです。

テストの位置づけや点数の見方については、先日の記事で書きました。今日はもう少し、保護者の方の手元に近いところの話をしたいと思います。

明日の朝、点数は変わりません

明日の朝、保護者の方ができることは、実はほとんどありません。

勉強の中身を直前に詰めることもできない。気持ちを落ち着かせる魔法の言葉もない。けれど、何も言わないのも、なんだか落ち着かない——その間で揺れている方が、きっと多いと思います。

正直に申し上げると、当日の朝に「頑張れ」と声をかけても、「落ち着いて」と肩を叩いても、お子さんの点数は1点も変わりません。プレッシャーになる場合さえあります。

では、何が一番効くのか。

私たちが教室で何度も見てきたのは、いつも通りの朝食、いつも通りの「いってらっしゃい」が、結局いちばん落ち着く、という事実でした。特別な日として演出された朝より、いつもと変わらない朝の方が、お子さんは普段の自分で学校に向かえます。

それでも、もし一言だけ添えるとしたら——とご相談を受けることがあります。私たちが提案するのは、こんな言葉です。

「結果じゃなくて、終わってから話を聞かせて」

これは、評価の予告ではなく、関心の予告です。

「点数次第で何かが決まる」のではなく、「点数に関わらず、あなたの今日に関心がある」というメッセージ。お子さんは、その違いを意外なほど敏感に受け取ります。

これは技術の話ではなく、姿勢の話です。テクニックとして言葉を選ぶというより、保護者の方が本当にそう思っていることを、そのまま渡す。それだけで十分です。

帰ってきたら、まず「お疲れさま」

もうひとつ、実は大事なのが、テストから帰ってきた後の数時間です。

玄関を開けたお子さんに、つい言ってしまう言葉があります。

「どうだった?」

気持ちはとてもよく分かります。長い1日でした。心配で待っていたのも本当です。

けれど、この一言が、お子さんにとっては「採点の始まり」のように響くことがあります。

提案は、ささやかです。

「どうだった?」より先に、まず「お疲れさま」と言ってあげてください。

5教科を2日間にわたって受ける疲労は、私たちが想像しているよりずっと大きいものです。集中して、緊張して、書いて、考えて、悩んで、また書いた——その時間の重みを、まずねぎらう。

そして、お子さんが話したそうにしていれば、聞きます。話したくなさそうなら、聞きません。

これだけです。

テストの内容を聞き出さなくていいのです。その日の夜は、評価の時間ではなく、回復の時間。お子さんが翌朝、また学校に向かえる状態を取り戻すための時間です。

結果について話すべきことは、また後日、ゆっくり話せばいい。むしろ、その方が落ち着いて聞けます。

結果は、すぐには返ってきません

ここで、ひとつ事実をお伝えしておきます。

明日と明後日のテストですが、結果が手元に返ってくるまでには、2〜3週間の時間がかかります。採点と集計が、市内の中学校全体で進められるからです。

つまり、結果が分かるのは5月末から6月初旬。それまでの間、答案も、点数も、順位も、何も見えない時間が続きます。

お子さんは、そのうちテストのことを忘れたかのように、部活や友達との時間に戻っていきます。日常が戻ってきます。

けれど、保護者の方の心の中には、なんとなく「テストのこと」が残っている。背景にうっすらと、不安が居座っている——そんな2〜3週間になるかもしれません。

この空白の時間を、家庭としてどう過ごすか。

実はここに、一年で大事なことがいくつか潜んでいます。けれど、それを今日この記事で書くと、長くなりすぎます。

この時間をどう過ごすかは、また別の機会に書きたいと思います。

結び

明日のテストは、お子さんが歩いている長い旅の、入り口の一つです。

たった1日のテストで、何かが決まるわけではありません。けれど、お子さん自身にとっては、確かに「ひと区切り」の日です。

結果がどうあれ、明日の夜には「今日はよく頑張ったね」と、ご家族で言える夜にしたい。

短い記事になりましたが、明日の朝の、ほんの少しの選び方のヒントになれば嬉しいです。

お子さんの旅に、共に歩む仲間がいます。

中学生コースの考え方や、教室での過ごし方については、中学生コースのページをご覧ください。

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